AIDMAモデルの説明で使えるNUROのPROMOTION
ソニーネットワークコミュニケーションズが光回線インターネット「NURO」の動画マーケティングで大きな成果をあげている。同社の動画広告の特徴はわずか6秒という短さ。インパクト重視の動画広告でブランドの刷り込みを行った。動画広告を起点にウェブサイトに集客したことで2016年度のウェブサイト経由の申込者数は前年度比で2倍になった。NUROは関東圏限定で展開する、高速光回線インターネットプロバイダーサービス。後発で知名度が低いゆえ、機能性をうたっても見向きもされない。まずはインパクト重視で広告をみてもらい、サービスの詳細は誘導先でしっかりと伝える。(「日経デジタルマーケティング 成功のヒント インパクト重視 6秒動画」、日経MJ2017年6月7日、7ページ)
この記事からわかることはソニーがNUROという高速光回線インタネットプロバイダーサービスのPROMOTIONを考える際に、しっかりとAIDMAモデルに基づいて考える事ができている、ということ。
消費者にとってNUROの知名度が低い、ということは消費者がAttentionの前段階で止まってしまっている、ということになる。そのため、PromotionではそのAttentionを突破していくことを考える必要がある。そのために、インパクト重視のCMを作り、そこで存在を知ってもらった上に関心を抱いてくれた消費者には、欲望を突破するために誘導先ではサービスの詳細を伝える、という二段構えになっている。